遊び方と操作
やることは「動く・食べる・避ける」だけ。なのに、動く速さが質量で変わり、分裂すると一瞬で弱くなる。その噛み合わせがこのゲームの面白さです。
01ゲームの目的
Agar.io は、プレイヤーが1つの丸い「細胞(cell)」を操作し、マップ上に落ちているペレットや、自分より小さな細胞を食べて質量を増やしていくゲームです。2015年4月28日にブラウザ版が公開され、同年7月に iOS 版と Android 版が出ました。開発はブラジルの Matheus Valadares、販売元は Miniclip です。
名前は、細菌を培養するときに使う寒天(agar)から取られています。寒天の上で細胞が増えていく様子と、マップ上で細胞が太っていく様子が重なる、というのが名前の由来です。
公開資料には「勝ち」の条件が明記されていません。終了時間も、規定のスコアも書かれていません。実質的な目標は、生き残って質量を増やし続けることになります。この点は、後述する「不明な数値」の一覧にも入れています。
02操作は3つだけ
配信ページ(CrazyGames)の操作説明は、マウスで移動、W で質量を射出、Space で分裂、という3行です。キーボードの文字キーを押して何かをするのは W だけで、残りはマウスと Space です。
モバイル版の操作方法は、配信ページにも公開資料にも書かれていません。iOS 版・Android 版が存在することは確認できますが、画面上のどこをどう触るのかは、この記事では書きません。分からないものは分からないままにします。
| 操作 | PC(ブラウザ版) | モバイル版 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 移動 | マウスの位置に向かって進む | 不明 | 細胞は常にマウス方向へ動き続ける |
| 質量を射出 | W | 不明 | 食べ物を相手に投げる用途でも使える |
| 分裂 | Space | 不明 | 細胞が2つに分かれる。最大16個まで |
| 視点 | 記載なし | 不明 | 細胞を中心に追従する方式と推測 |
03何を食べると大きくなるか
食べられるのは、自分より小さなものです。具体的には、マップに散らばるペレット(小さな餌)と、自分より質量の小さいプレイヤーの細胞です。
「自分より小さい」の境界がどの程度なのか——たとえば相手が自分の95%の質量なら食べられるのか——は、公開資料に書かれていません。このサイトでは境界を推測で埋めず、「不明」として扱います。
細胞は時間とともに質量が少しずつ減っていきます。つまり、何も食べずにじっとしていると、じわじわと小さくなります。減少率(1秒あたり何%か)は公開されていません。
04重いほど遅い
質量が増えるほど、移動速度は落ちます。これは公開資料に明記されている仕様です。大きくなるほど食べられる危険は減りますが、逃げる力も同時に失っていきます。
この非対称性が、Agar.io の判断を難しくしています。小さいうちは速いが弱い、大きいと強いが遅い。どちらの状態でも「相手に食べられる」危険は残ります。
質量は時間経過でも減るので、大きい細胞は「維持するだけでも食べ続ける必要がある」状態になります。この2つ(重いと遅い・放っておくと減る)は、序盤よりも中盤以降に効いてきます。
05分裂は攻撃であり弱点でもある
Space を押すと、細胞は2つに分かれます。質量は二等分され、元の質量が奇数のときは2つの細胞にわずかな差が出ます。分裂した細胞は、そのときマウスがあった方向へ打ち出されます。
細胞は最大16個まで持てます。16個を超える分裂はできないので、分裂を繰り返すほど1個あたりは小さくなります。1個あたりが小さくなると、食べられる相手が増えます。分裂は「相手を追い詰める手段」であると同時に、「自分が餌になる手」でもあります。
分かれた細胞は、しばらくすると自動で合体します。合体までの時間は質量に比例するとだけ書かれていて、秒数は公開されていません。分裂した直後が、最も無防備な瞬間です。
06最初の1試合でやること
ここに挙げた5つは、公開されている仕様(重いと遅い・分裂すると小さくなる・ウイルスで破裂する)から組み立てた実践的な指針です。ゲームの内部数値ではなく、仕様の帰結として書いています。
- まずペレットを食べる。相手を追うのは、自分の質量が相手を上回ってからで十分間に合います。
- 序盤に分裂しない。分裂は当てる相手がいるときだけ使う手で、外すと自分の細胞が小さくなって終わります。
- ウイルス(緑のトゲ付きの円)に近づかない。大きい細胞が食べると破裂して細かく分かれます。
- 画面の端を見る。視界の外から大きい細胞が来るのが、いちばん多い死に方です。
- W の射出は攻撃にも防御にも使える。相手に食べ物を投げて足を止めさせ、その間に距離を取る使い方があります。